2010/2/5
田貫湖・富士 & 西湖・いやしの里
早朝、夜明け前に現地着、なんと外気温は−8℃
どれだけ寒いかと車外に出てみるが・・・あれっ?こんなもの???
空が明るくなり始め、湖面へ降りる。
木製の遊歩道の残雪は、さすがに凍ってガリガリ状態
三脚をセットし、日の出を待つが・・・
足元からジンジンと冷え込み、次第に爪先の感覚が無くなってくる
−8℃・・・その寒さはやっぱり、本物。
AM6:30 日の出直前の富士
AM7:14 湖面に光る朝日
残念ながら、富士が朝日に染まる事もなく
湖面からモヤが立ち上がる訳でもなく、感動的なシーンには出会えなかった
自然が相手・・・なかなか思う様にはいかないもんだ。
凍てつく湖面・・・
日の出も過ぎ、カメラマン達の邪魔にもならないので、水際へ降りてみる
落ち葉は凍てつき、水際は凍り、見た事もない 5〜6cmほどの霜柱
−8℃は伊達じゃない。
田貫湖を出て何処とは無しに、あてもなく走っていると「いやしの里」?の看板
温泉か?・・・と行ってみる。
帰り際、冷えた体を暖めようと入った店でコーヒーを・・・
その店主から、思ってもみなかった この場所の過去の悲惨な歴史を知る事となる・・・
1966年(昭和41年 )9月24日
数日前から降り続いた大雨に、台風26号の直撃により
深夜に発生した山津波(土石流)が、ここにあった集落をアッという間にま飲み込み
平穏な暮らしから一転して、多数の死者、行方不明者を出す
地獄絵図に変わったという・・・
西湖・いやしの里 HP
災害前の当時を偲ぶ写真
災害を伝える報道写真
被害を出した台風情報
犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。