2009/12/13

河口湖・御坂峠

下の四枚は 12/10に惨敗した写真




今回リベンジ編












12日土曜の深夜2時に家を出て、4時前にいつもの道の駅で
5時半過ぎまで待機。

先日惨敗した河口湖のポイントへ

外気温は2度、防寒着に身を包み、左に大きな雲の塊が徐々に富士山を隠していくなか
祈る様な気持でシャッターを切る。

そんな祈りも届かず、山頂を黒い塊が覆い隠す。
雲の切れ間から山頂が薄く色付くのが見える
シャッターを切りながら祈る。
頼む、流れてくれ!
祈りも届かず、今度は山頂が朝日を受けて輝きだす。
頼む、早く流れて行ってくれ!
シャッターを切りながら祈る。

10分、20分、30分・・・
小一時間で黒い雲は大きく形を変え徐々に青空が顔を出す。

あぁ〜あ・・・またダメでした。
御坂峠へ移動してみるも、やはり雲が邪魔をする。
つくづく、ついてない。

河口湖を一周し、西湖、精進湖と回るが
挙句には途中で雨も降り出して・・・

精進湖のほとりにある、「栗林 秀旭」氏のギャラリーが
あるのをネットで見たのを思い出し立ち寄ってみる。

美味しいコーヒーを頂きながら
氏の素晴らしい富士山の写真を見、撮影の苦労話を聞き、
富士山に対するプロの情熱に心打たれ、2時間近く有意義な時間を過ごして帰ってきた。

撮影はイマイチだったが、とっても良い一日だった。



「栗林 秀旭」氏のHPです。

http://www.mfi.or.jp/syaba2/

一度覗いて見て下さい。
作品は勿論の事ですが、氏の富士山に対する思いがひしひしと
伝わってきます。


氏に伺いました
命を掛けてまで山に入るのは、山が好きだから?

答えは・・・
富士山が大好きだから、富士を撮りたくて山に入る。
本来、高いところは好きじゃない・・・笑。

プロは自分が追い求める写真を撮るのに、
7年、8年の月日を費やして撮ると聞き・・・
プロ意識を改めて感じさせられた一日でした


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