2007/8/15  長崎 精霊流し

2007/2/20 親父が逝った。
もう十何年も帰ってなかったのに、親父が癌と分かってからは
まるで、それまでの空白を埋め合わせる様に何度も帰郷した・・・
2006/12/24に言葉を交わしたのが最後となった。
なぜか、涙が止まらなかった・・・
まるで、それが元気な親父の姿の最後だと分かっていたかの様に・・・

長崎の精霊流しを御存知ですか?

亡くなられた方の新盆に当たる年の 8/15に送り火として
船を作り、お供え物を沢山積んで船を出す。

爆竹を鳴らし、花火を派手に上げながら
街中を練り歩く・・・

一見派手なお祭の様に見えますが
実はその裏には・・・


残された者達の、まだ悲しみ癒えぬ思いを胸に
亡くなった方の霊を天国へ送る・・・

そんな悲しみが裏側にはあるのです。


長崎出身の「グレープ」
「さだまさし」の歌に「精霊流し」と言う曲があります。
そんな悲しみを歌った曲だったんですね。


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